知っていますか？

OMRとは マークシートリーダー

OMRとは光学式マーク認識（Optical Mark Recognition）の略称で、紙面に記された情報をデジタルデータに変換する技術の事を指します。マークシートに記されたマークを読取り素早くデータ変換し評価することが可能です。この技術は、教育やビジネスなどでの試験やアンケートで多く活用され、評価や記録の為に長い間使われてきました。

OCRとの違い 使用用途が違う！

OMRがマーク認識なのに対し、OCRは光学式文字認識（Optical Character Recognition）と呼ばれ、画像またはスキャンされた文書からテキストを抽出することができ、文字を認識することに長けています。
最近ではソフトウェアにOCR技術が搭載されているものがあり、マークシート読取を可能としていますが、マークリーダ―としての性能を明らかに満たしていないので注意が必要です。OCRによるマーク認識は”多少の汚れに過敏に反応する”というのが特徴で、消しカスなどをマークと認識した誤ったデータが記録され、重大な採点ミスへとつながります。複合機やスキャナでマークシートの読取を行っている場合は直ちに機器の見直しが必要です。