デジタル採点システム【e-採点】AI搭載の自動採点

記述式&マーク式に対応の採点システム
入学試験・定期考査など、すべてのテスト
採点に対応

記述式&マーク式に対応の採点システム入学試験・定期考査など、すべてのテスト採点に対応

活用事例

当社の採点システムは、様々な採点環境に対応できます。
用途に応じた最適な
パッケージで、採点業務を
サポート致します。

大学

Case 01.

採点プロセスをリファイン、マークシートの効率を損なわずに記述式問題の導入を実現。

クライアントデータ

クライアント種別:
私立大学
部門/部署:
アドミッション
業種:
教育
規模:
志願者数9,500人

コンサルティング概要

導入前の課題:
方針により、記述式問題の導入が求めらているようでしたが、人員・コスト・時間など多くリソースが必要な為、慎重に検討しながら最善策を模索していた。
支援内容:
e-採点入試運用のオペレーションとマークシートデザイン
成果:
予想されていた余剰業務を許容範囲内の30%程度に抑え、大幅なリソース追加を回避。
経緯:
20年来のお付き合いがある学校で、訪問時に担当者様から直接相談を受ける。
利用サービス:
[e-採点入試]、[マークシートデザイン/帳票定義]、[OMR(iNSIGHT700c)]

クライアントの課題

当該大学では、入学試験において選択問題のみを出題しマークシート方式で実施していました。しかしながら、教育の変化やニーズの多様化により、入試方式の見直しを迫られるようになり、生徒の思考力や表現力を深く評価する必要性を感じていたようです。そのため、記述式問題の導入を検討していたというのが今回の経緯です。実現には多くの課題があり、選択問題のみと比較して採点に要する時間や労力が増える可能性があったことや、十分な人員や設備が必要とされることが懸念されていました。

解決方法

クライアント例を参考に、選択問題と記述問題を混在させるマークシートデザインを作成。使用中のOMRではイメージスキャンができない問題があり弊社のiNSIGHT700cに入替。マーク読取とイメージ取得をワンスキャンで処理することで、それぞれを区別してではなく、混在させることでマークシートの効率を維持した。E-採点で集計や入力の作業を省くことで、リソースの追加を抑えることができた。

具体対策

1)トライアルを実施、実用性を検証

通常のトライアルを実施していただき、複数回の打合せとオペレーションを行い機能面などを試していただきました。複数の事例から汎用シートを用意しているので、すぐに効果検証をしていただくことができました。

2)記述欄が混在するマークシートのデザイン作成

ヒアリングを行いながらマークシートの設計を行いました。担当者は「既存のシートデザインは古く定番化したもので、オリジナリティが欠けている」と評価していることもあり、デザインを一新させて頂きました。大学の持つイメージカラーとフォントを変えて、落ち着いた印象と知的なイメージになるように仕上げました。

3)採点、集計、入力それぞれの業務をe-採点入試で統一

受験者ごとではなく、設問ごとの採点を体験してもらう事で「手採点に比べてどれほど違いがあるのか?」といった疑問もすぐに解消できました。記述形式では、採点のほかに集計や入力作業も発生しますが、これらは採点が終わるとすぐにコンピューターが自動で行う為、お客様にとってはご満足いただける短縮効果だったようです。

成果

採点効率が良く、特に設問ごとに分けての採点は高評価を頂けました。答案用紙のスキャン後はデータ管理に変わるので従来と同じ管理方法で行える事は良いこと。採点効率を求めて、選択問題の比率が多いようでは本末転倒。採点者のシステム理解力が深まる事でバランスをとれると感じた。マンパワーだけでは限界があり大幅なスケジュール調整が余儀なくされていたので、少しの調整で済んだことは大きな成果でした。

担当コンサルタントの声

こちらの大学は新たに学部を新設されて年々志願者数が増加傾向で、入試スケジュールがタイトになり職員さんの大きな負担となっていました。その上記述問題の導入となれば、さらにスケジュールが圧迫され、導入には反対意見もあったようです。表向きには優秀な人材選定の為の記述問題導入ではありますが、やはり本質にある顧客インサイトは、リソースの増加を避けたいという事でした。理解していながらも改めて重要ポイントとして見返し、改善ができたことは非常に良かったです。

高校・中学

Case 02.

e-採点をカスタマイズし既存システムから移行。スムーズな運用提案とサポート面を強化

クライアントデータ

クライアント種別:
中学・高校
部門/部署:
情報推進室
業種:
教育
規模:
志願者数:400名

コンサルティング概要

導入前の課題:
当該校では、長らく使用していた採点・集計システムが老朽化し、継続的なメンテナンスや機能の追加がこれ以上困難になる前に、一新したいという要望でした。このシステムは様々な採点機能や個人成績表などの集計管理機能が求められ、これに対応する柔軟性と効率性が不可欠でした。
支援内容:
既存の採点・集計システムが持つ機能をe-採点に実装。メンテナンスを含めて提供
成果:
既存システムのアップグレードにより、採点プロセスの効率化と継続的なサポートを実現。。
経緯:
すでに当社のOMRをご利用いただいており、既存システムの老朽化と継続的なメンテナンスが困難との相談を頂き、e-採点のカスタマイズ案件としてご提案させていただきました。
利用サービス:
[e-採点入試]、[OMR(OpScan4ES)]

クライアントの課題

長らく利用してきた採点・集計システムが詳細にカスタマイズされていましたが、現在の職員ではメンテナンスが難しく、システムの入れ替えが迫られています。今後は、職員に依存せず、メンテナンスも含めたパッケージ製品への移行を希望しています。試験期間になると、採点待ちの列ができるなど、運用面でも改善できる点があると認識した。

解決方法

まずは、担当者様のご協力のうえ要件を整理し、当社のパッケージ製品に求める機能や性能を明確化。要件を満たさない部分の、必要なカスタマイズを行いました。ただし、カスタマイズは最小限に抑え、将来のメンテナンスやアップデートに対応可能な設計にします。システムのサーバー設置またはクラウド化を行い、運用面の利便性向上をはかる。

具体対策

1) e-採点システムのカスタマイズ

クライアントの要件に基づいて評価を行い、主に、マスタ登録機能と業務情報の表示/非表示の切り替えなど、e-採点を既存システムに寄せてカスタマイズを行いました。

2)特定PCへのインストール型から制限のないサーバー設置型へ

既存システムは特定のPC上でのみ動作するインストール型で利用人数に制限があったが、サーバー設置型にすることで、ログイン情報があればすべてのPC上で利用可能な形式に変更した。これにより、兼ねてからの課題であった集中的な混雑による採点待ちが解消された。

3)継続的なメンテナンスとサポートの提供。

システムの運用サポートに関しては、オペレーションや障害トラブル対応を含めて、OMRの保守を行いながら安定した運用を保証する形としました。

成果

新システムへの移行により、運用面での利便性が向上したように思います。時折、形式にあわせて順応していただく点もございましたが、現状の課題を解消できたことは大きな成果だとたいへん評価いただきました。

担当コンサルタントの声

数年前から内情については伺っておりましたが、ハードウェアのみを提供するお客様でしたので、お話をいただけた時は非常に光栄でした。要件整理をする中で、教職員の思いを想像しながら進められたことが、要求以上の付加価値を提供できたと思えるポイントでした。また、将来的には入学試験での利用ができるように、e-採点を採用したことは大きいです。採点まわりの業務をすべて統一できれば管理面でも安心してお任せいただけるようになると考えています。

法人・企業

Case 03.

「必要な業務と諦めていた」潜在的な顧客インサイトを引き出し、付加価値を提供。

クライアントデータ

クライアント種別:
法人
部門/部署:
情報・通信
業種:
教育
規模:
社員数:200名

コンサルティング概要

導入前の課題:
入試のマークシート処理を受託しているが、学校によっては記述式とマークシート式を科目によって分類している。マークシートで実施した試験のみを受けている状態であった。そのため、全ての科目を引き受けることができず、大学側では記述形式の科目の採点方法を課題として存在していた。
支援内容:
記述形式の出題科目を担当。学内でe-採点とOMRを活用し効率的な採点を支援。
成果:
顧客インサイトを引き出し、予想の上をいくサービス提供ができた。
経緯:
担当者様からのヒアリングにより、協業してe-採点を提案。
利用サービス:
[e-採点入試]、[マークシートデザイン/帳票定義]、[OMR(iNSIGHT700c)]

クライアントの課題

こちらの法人の顧客にあたる大学側では、毎年志願者数が10,000人を超えており、より優秀な生徒を選定するため、数学のみ記述問題を採用していました。1科目だけの採点ではあるが、人間の手により採点となり、多くの時間を要していました。1つしかない解答用紙を複数人で採点し、集計や確認作業も生じる為、想像以上に負担が大きい業務となっていました。

解決方法

10月頃から一般試験をターゲットとし、e-採点(記述採点システム)の運用オペレーションを数回実施。試験期間前にOMRを学校内に設置し運用の指導を行った。採点当日はサポートスタッフが万が一のトラブルにも迅速に対応できるように場外待機し、円滑な進行ができるようにサポートしました。

具体対策

1)大学向け入試採点システムを導入

入試向けの専用パッケージをご提案。採点振分けやベリファイ機能を用いて、グループ採点の運用を強化。

2)基本的な操作オペレーションを実施

解答欄の切り抜き設定など、事前に帳票定義を行う必要がある為、数回の運用オペレーションを実施。1度では慣れない作業が、何度か行うことで次第に慣れてスムーズに設定ができるまでに。

3)採点結果はシステム内で集計され、当日中に受託法人様へ共有

大学側で行われた採点結果はシステムを通じて共有され、他の科目の集計結果と共に統合されます。解答用紙の配送を必要とせず直ちに共有されるので安全に管理することが可能です。

成果

不慣れな採点者は少数いたが、多くが事前オペレーションを重ね採点方法を習得していたとのこと。とても効率的な採点ができたと高評価を頂きました。誰でもできる作業とそうでない作業が混在しており、非効率とわかっていながら、止む無しと考えていたことが改善出来てすっきりし。スケジュールにもゆとりができたとのことで、大きな成果を上げることができました。

担当コンサルタントの声

今回の大学では、入試のマーク処理を委託しているので、私としては、部分的な非効率を改善したいという思いで取り組みました。その中でも委託分と記述問題分の集計結果を一つにまとめる業務に注力し、データ共有の仕組みをe-採点上に構築しました。これは顧客が想像できない新しい取り組みで、解答用紙の配送やデータのやり取りを直接行わずとも、スピーディー且つ安全に扱えたことは当社ならではだなと自負しています。紙を直接扱うとなると神経を使った作業になる為、安全性を感じて頂けたかと思います。

塾・予備校

Case 04.

小テストの採点をデジタル化、期待を上回る削減効果を実感。

クライアントデータ

クライアント種別:
予備校
部門/部署:
情報管理室
業種:
教育
規模:
生徒数20,000人

コンサルティング概要

導入前の課題:
比較的大きなテストではマークシートを採用していたが、頻繁に行う小テストの採点は、未だに担当講師が手採点で処理するという課題があった。
支援内容:
e-採点を個別のクラウド環境で構築、既存システムと連携
成果:
講師の業務軽減と、社内のDX推進サポートを行った。
経緯:
2年前にOMRを導入いただいたお客様で、e-採点を先行でご紹介したのがきっかけ
利用サービス:
[e-採点入試]、[マークシートデザイン/帳票定義]、[OMR(iNSIGHT700c)]

クライアントの課題

以前にも別の会社から、記述採点システムの提案を受けて検討したが、講師によって活用機会に差があることと、導入費用の割に削減効果が大きくないだろうという事で導入を控えた経緯があった。しかし、社内方針的にDX推進傾向にあるという事で、改めて私から改善のご提案をさせていただきました。

解決方法

改善対象が小テストという事もあり、業務時間の削減にさほど期待されない状況での導入でしたが、パソコンを見ながら採点することに慣れてくると手放せなくなるのは薄々感じていたため、可能な限り費用面での協力とDX推進を目的とした提案に切り替え、課題解決に取り組んだ。

具体対策

1)e-採点を個別のクラウド環境に構築

複数の校舎で採点が行われるため、クラウド環境での構築はマストだった。共有サーバーではなく、自前のサーバーをご用意いただくことで、イニシャルコストを抑えることが出来た。

2)事前のテスト設定の負担を、「カンタン枠設定」で解消

不慣れな講師が事前設定に苦戦することはわかっていた為、自動枠設定のお手軽さをアピールした。実際に幾度かトライしていただき、テスト用紙をフォーマット化するなどの最適な運用方法を提案した。

3)各校舎の集計結果を即時管理できるように

既存のシステムが集計機能を担っていたが、提出された結果を一度エクセルに打ち込みインポートする手間があったため、出力形式をエクセルで対応。

成果

目的がDX推進でスタートしたものの、しっかりと業務削減につながっている。利用する人としない人の差が出るなと感じていたが、比較的多くの講師が利用してくれているので手放せない人もいるのでは?と嬉しい評価をいただけました。

担当コンサルタントの声

正直、ここまで高評価をいただけると思っていないところから始まった。用途が小テストなので、都度設定をするぐらいであれば手で集計した方が早いという意見に同感してしまっていたから。事前設定の手間と費用面を改善し、時間短縮の目安を提示したところ、デモの依頼をいただいたことが始まりでした。折角使っていただくのであれば最大限の効果を実感していただきたいので、十分に具体施策を練って要件を提示できたので、私としても非常に成長することができた案件です。